完璧じゃなくても死なない
思えばこの約1年、予定がない限り、
平日は母の夕飯と自分のお弁当、
休日はブランチと夕飯を作ってきたけど、
買ってきたお惣菜を出したり出前にしたことはなかった。パスタだって必ずソースを作ったし、そうめんなのにおかずもちゃんといくつか作った。
冷凍の餃子を焼いたことは3回くらいあるけど。
世の主婦はそれが当たり前かもしれない。それができる人もいるかもしれないけど、それができなきゃいけないわけじゃないのかもしれない。
でももしかしたらわたしはもう少し、手を抜いてもいいのかもしれない。
完璧にしようとしなくてもいいのかもしれない。
多分何かがキャパオーバーになっていて、お風呂に浸かった瞬間どうしようもない悲しさに襲われたのに
感情に比例するように泣くことができなかった。
泣きたいのに泣けなかった。
1日中自分を責める気持ちと理由ない負の感情に追い詰められて、
1年前のわたしはこんな状態で接客してたのかよと思うと、我ながらドン引きする。
完璧であろうとしてるわけじゃないんだけど、完璧を目指しているのかもしれない、無意識に。
そういう人、たぶんいっぱいいると思う。
わたしも含めてだけど、実はもっと手を抜いてもいいんだじゃないだろうか。
自分のために。生きるために。
完璧じゃなくても死なない。